ミスは、誰にでも起こり得る。大事なのはその後。
さて、人生は失敗ばかりの緋色さんですこんにちは!
今回はちょっと気になった企業の話をしようかなと思います。
「川金HD株式会社」
こちらは埼玉県川口市に本社を持つ会社で、橋桁を支える免震装置や、大型船舶のエンジン部品などを鋳造する仕事や、逆に小型の精密鋳造品などを手がける会社です。
多くのグループ企業を有していまして、もともとは「川口金属工業」という名前の会社でした。
川口とか戸田とか蕨あたりにお住みの方は誰でも行ったことがあるとは思いますが、ララガーデン川口はもともとこの川口金属工業さんの土地でした。
その土地の半分を売って、そこにはララガーデン川口が建ち、売却で得たお金で基幹システムを再構築するなど、なかなかに面白い会社なんですよね(聞いた話です
そんな川金なのですが、以前建築用免震・制振オイルダンパーの不適切検査が判明し、十分な強度が保証できていないことが判明してしまいました。
これを受けて、鈴木社長が記者会見で謝罪をしておりました。
実は私はこの会社さんを前職で営業担当しておりまして、当時大変お世話になりました。
ふとしたキッカケで、この川金HDのホームページを閲覧してみたんですよね。
というのも、そのふとしたキッカケというのは、株価が異常に安いんじゃないか?と思ったからです。
公式HP
http://www.kawakinhd.co.jp/
今回はちょっと気になった企業の話をしようかなと思います。
「川金HD株式会社」
こちらは埼玉県川口市に本社を持つ会社で、橋桁を支える免震装置や、大型船舶のエンジン部品などを鋳造する仕事や、逆に小型の精密鋳造品などを手がける会社です。
多くのグループ企業を有していまして、もともとは「川口金属工業」という名前の会社でした。
川口とか戸田とか蕨あたりにお住みの方は誰でも行ったことがあるとは思いますが、ララガーデン川口はもともとこの川口金属工業さんの土地でした。
その土地の半分を売って、そこにはララガーデン川口が建ち、売却で得たお金で基幹システムを再構築するなど、なかなかに面白い会社なんですよね(聞いた話です
そんな川金なのですが、以前建築用免震・制振オイルダンパーの不適切検査が判明し、十分な強度が保証できていないことが判明してしまいました。
これを受けて、鈴木社長が記者会見で謝罪をしておりました。
実は私はこの会社さんを前職で営業担当しておりまして、当時大変お世話になりました。
ふとしたキッカケで、この川金HDのホームページを閲覧してみたんですよね。
というのも、そのふとしたキッカケというのは、株価が異常に安いんじゃないか?と思ったからです。
公式HP
http://www.kawakinhd.co.jp/
公式HPにはでかでかと謝罪文が載っています。
が、同時に、2019年02月13日
(訂正)「当社の子会社が製造した建築物用免震・制振用オイルダンパーの検査工程等における不適切行為に関する調査報告書受領及び原因究明・再発防止策について (4,273KB)
として、何故そのようなことになったのか、そして、今後どうやって防いでいくのか。
が、弁護士という第三者目線でレポートされているのです。
事件発覚当時、中身を良くも知りもせずネットで叩いていた人、多くいました。
その人達全員この文章をすべて読むべきじゃないかなと思います。
ただ、この事件をなんとなく知っているという人もそうですし、製造業の方、親子関係のある会社同士で取引をしている人、など、多くの人が目を通すべき文章になっていました。
もはや1本の小説のごとく物語性がある。
要約しますと
競合に追いつけ追い越せの時代に、免震装置の応用で制振オイルダンパーを製造できるのでは?と上層部が思いついた。
そこで、技術的に信頼できる極少人数の人員で開発を始めさせた。
その少人数で初めた開発は、どうにか製品と呼べるものが作成できる段階まで進めることができた。同時に、完成品を検査する装置も開発する必要があり、それも作った。
検査の方法まで、初期開発メンバーが全て考案し、方法を確立していった。
製品の製造はどうにかできたが、量産品が安定しなかった。
だが製品が売れるようになってくると、親会社の営業が勝手に納期を決めて受注を取ってくるようになった。
制振オイルダンパーは本来、検査結果が芳しくない場合は分解して組み直す必要があり、5営業日ほど掛かる。
しかし、注文の納期は検査がすべて正常に通過したときにのみクリアできる納期だった。
仕方なく、検査結果のCSVを手作業で書き換えて納品することとなる。
時が経ち後続の部下が引き継ぎを受ける際も、そのCSV書き換え方法まで「仕事のやり方」として教育されるため、それが検査結果の不正な書き換えであるという認識なしに実施するようになってしまう。
そして初期の開発メンバーは実績を買われて部長、事業部長と昇進していき、誰も文句などは言えない状況となっていった・・・・・
と、もはやドラマじゃん
そして、どんな業種にでも当てはまる可能性のある内容じゃないですか。
そしてこれに対し、今後の是正策として親子関係のマインドの是正、品質ありきの納期、納期調整力の向上などに具体的に取り組むことが書かれていた。
この内容を受けて、緋色さんは株を買うことにしました。
会社を応援する最も直接的な方法は株を買うこと、ですからね。
として、何故そのようなことになったのか、そして、今後どうやって防いでいくのか。
が、弁護士という第三者目線でレポートされているのです。
事件発覚当時、中身を良くも知りもせずネットで叩いていた人、多くいました。
その人達全員この文章をすべて読むべきじゃないかなと思います。
ただ、この事件をなんとなく知っているという人もそうですし、製造業の方、親子関係のある会社同士で取引をしている人、など、多くの人が目を通すべき文章になっていました。
もはや1本の小説のごとく物語性がある。
要約しますと
競合に追いつけ追い越せの時代に、免震装置の応用で制振オイルダンパーを製造できるのでは?と上層部が思いついた。
そこで、技術的に信頼できる極少人数の人員で開発を始めさせた。
その少人数で初めた開発は、どうにか製品と呼べるものが作成できる段階まで進めることができた。同時に、完成品を検査する装置も開発する必要があり、それも作った。
検査の方法まで、初期開発メンバーが全て考案し、方法を確立していった。
製品の製造はどうにかできたが、量産品が安定しなかった。
だが製品が売れるようになってくると、親会社の営業が勝手に納期を決めて受注を取ってくるようになった。
制振オイルダンパーは本来、検査結果が芳しくない場合は分解して組み直す必要があり、5営業日ほど掛かる。
しかし、注文の納期は検査がすべて正常に通過したときにのみクリアできる納期だった。
仕方なく、検査結果のCSVを手作業で書き換えて納品することとなる。
時が経ち後続の部下が引き継ぎを受ける際も、そのCSV書き換え方法まで「仕事のやり方」として教育されるため、それが検査結果の不正な書き換えであるという認識なしに実施するようになってしまう。
そして初期の開発メンバーは実績を買われて部長、事業部長と昇進していき、誰も文句などは言えない状況となっていった・・・・・
と、もはやドラマじゃん
そして、どんな業種にでも当てはまる可能性のある内容じゃないですか。
そしてこれに対し、今後の是正策として親子関係のマインドの是正、品質ありきの納期、納期調整力の向上などに具体的に取り組むことが書かれていた。
この内容を受けて、緋色さんは株を買うことにしました。
会社を応援する最も直接的な方法は株を買うこと、ですからね。
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