IoTを一気に浸透させるSigfox。

LPWAを日本で一気に広げる!
というわけで先に「Sigfoxとは?」というところを少しご説明。

ケータイがインターネットに繋がるために、主にNTT KDDI softbankの主要三社が全国に基地局を立ててネットワークを構築しています。

昨今のケータイは扱うデータ量が多いため、多数の基地局を建てなければならないわけですし、通信するためにスマホには結構な電力が必要になるわけですね。

これに対しSigfoxというのはLPWA(ロウパワーワイドエリア)という回線の方式を利用していて、「めっちゃ速度が遅いけど一本のアンテナでめっちゃ広範囲をカバーできる」回線です。
アンテナの基地局は京セラグループが握っておりまして、現在進行形で基地局の増設が進んでおり、それほど遠くないうちに全国をザックリカバーできる算段を立てています。

ケータイはもちろん大きなデータを高速でアップロード及びダウンロードができますが、Sigfoxはアップロードのみが可能となっており、またその量もTwitterの文字数くらいが最大だったりします。

ケータイは、例えばLINEモバイルで言うと1GBの契約で500円/月くらいだったりしますが、Sigfoxの料金体系は100円/年くらいと、格安スマホのさらに1/60ほどとなっています。

さらに、消費電力が非常に少なくて済むため、乾電池だけで年単位の動作が可能。

この通信モジュールはいくつかのメーカーから対応するものがリリースされています。

このSigfoxを使ってなにができるだろう?

さてここからが本題。
このSigfoxを使って何ができるだろう?

・超遅い
・超低用量
・電池長持ち
・超低コスト

と言った特徴を活かして、緋色もいくつか考えてみました。
(また今後思い付いたら記事追加します)

その①

バイクやロードバイクの盗難防止

この通信モジュールを組み込んだボックスのようなものをつくって、フレームに溶接してしまう。
モジュールにはGPSとバッテリーを装備させておき、定期的に自分の位置情報を通信させるようにする。
これにより盗難が発生したさいにバイクやロードバイクを追跡することが可能になる。

このモジュール類は非常に小型なので、スーツケースなどにも仕込めると思う。これにより「大事なものの在処がわからなくなる」ということが無くなるのではないだろうか。


その②

小学生の通学路最適化

小型モジュールを小学生のランドセルに仕込む。
年間100円のコストだから小学生生活で600円のコスト。
これで親御さんは今うちの子がどこにいるのか、をいつでも知ることが出来るため、犯罪抑止に繋がる。
また、通学の経路を一人一人データ化することができるため、通学路のデータ解析をそっちが得意なベンダーが行うことが出来るのではと思う。

そうすることで、例えば寄り道に使われる公園を把握するとか、事故の多い道路との接点を避けるとか、いままで経験値で決めていた通学路を、データを元に算出できるようになる、ということ。


その③

EP-BB的なものをどんなものにも適用する。

「EPBB」ってなんぞ? と思うと思います。これは富士ゼロックスが複合機の利用状況をリアルタイムで収集し、トナーが少なくなったり故障が発生すると、ユーザーが気づくよりも早く複合機本体が自分でエンジニアを手配してくれる仕組みのことです。
IoTの走りとして取り上げられたりもしている技術ですね。

で、複合機はお客さんのネットワーク環境を間借りして通信しているわけなのですが、Sigfoxを利用するとネットワークの敷設が不要となるため、ありとあらゆる大型機械にこの仕組みを容易に導入できるようになるのではと踏んでいます。

これにより自社のマシンメンテがよりリアルタイムに行えるようになり顧客満足度が向上するだけでなく、壊れやすい箇所や部品の統計も取りやすくなり、予兆把握による部材発注コストの削減、サービスマンの移動効率向上が図れるようになります。

データ解析をやってくれる会社も近年増えてきているので、自社内にそういった技術がなければいくらでも外注できますしね。



まだまだIoTは伸びる。

というわけでいくつか「こんなことできるのでは?」を挙げてみました。

IoT本当に面白いです。
何かありましたら緋色のほうでもご相談受けますよ。

日本の生産性、もっともっとアップしていきましょう。