「現実的な夢」という矛盾した日本語

「自分専用のセカンドカーを持つ」って結構な夢ですよね。

そんな夢を見させてくれるクルマを試乗するのが大好きです!

今まで86→コペンローブ→ロードスター と試乗してきました。
どれも特徴的なクルマで楽しかったわけですが、
やり残していたのがS660です。先日試乗してきました。

S660の試乗車が少ないのに、MTはさらに希少だった

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S660α、センターディスプレイつき、モデューロエアロ装着、マニュアル車。
足立区の某ディーラーにあったので、予約して訪問しました。
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電動リアスポイラーも着いていました。
担当してくれたのは若くてキレーな女性営業さん。
冷やかしに付き合ってもらっちゃって恐縮でありマス。

嫁はディーラーのマッサージチェアに、子供らはキッズスペースへ置いてきました。
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着座。
イスや膝回りのタイトさはコペンよりも狭く感じます。
インパネが包み込むようなデザインをしているからでしょうな。

けど足元はMRってだけあってとても広く、タイトな腰回りがそのまま足元まで続いていくようなツクリになっていました。

なので、コペンローブみたいにクラッチペダルをリリースした後、左足をどこに置いたらいいのかわからない・・・っていうことにはなりません。

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センターディスプレイ。走行中の表示は結構チープで、いらなくね?とも思ったのですが、バックギアに入れるとリアカメラになります。
ここだけあり難い。
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ギアは6速。
バックギアは右手前です。
これ、切り替えしの際にギアを動かす距離が長いのでちょっと面倒なんですよね。
各ギアは結構クロスしていて、少ないパワーのエンジンをフル活用しようという意図を感じます。
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「禁煙車」って・・・試乗車でタバコすうアホなんているのか?  ・・・いるんだろうなぁ
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間欠ワイパーは時間調整機能つき。 これ個人的には必須の機能です。
最近の営業車にはついてなくて寂しい。
コペンにはついていませんでした。ミンカラを見ると、ミライースなどからパーツ流用している人がチラホラ居るようです。
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右足の足元に各種スイッチ類が並びます。
それにしてもインパネは本当に出来がいいですね。
質感もRX-8には及びませんが86の上位グレードと同等くらいには作られています。

さて、一回りしてきてどうだったのか

「良い意味でバイクっぽい」という印象を書き込むユーザーがいくばくか居ましたが、これ本当に納得です。
250cc単気筒のバイクと似た感じのフィーリング。

そこそこ回るエンジン、いや、回して加速していくという使い方、そしてその実それほど加速しない軽自動車というカテゴリ。

あれ、クルマってこんなに回転数あげちゃって良いんだっけ?
なんて少しヒヤヒヤしながら走ってきました。

じゃあ走行性能が良いか、と言われるとやっぱりそんなにエンジンが良くないです。
もっと回転数とキッチリ比例した加速感があったらいいなというのが正直な印象。

現在ではHKSをはじめとしたいくつかのチューナーからKitがリリースされているので、そういったものをアドオンすればかなり変わるかな、そうしたらきっともっと面白いだろうな、といった感じでした。

86 ロドスタ コペン S660

というわけでこの4つのクルマ、比較してどうだったか。

86
→スペック上4人乗れるというところがなんだかんだで利点。

ランニングコストはこの4台で一番高いと思う。
(2,000cc、ハイオク)
が、トヨタディーラーで購入できるということはあの高いサービスを享受できるということなので、そこもまた利点か。
カスタムパーツが非常に多く、自分の気に入らないところはどんどん手を入れていけるところも魅力。

当然その分お金が掛かるわけで、ミニバンを持っていてセカンドカーに86はちょっと現実的な夢では無いなというのが正直なところ。

乗り味はとても良いので、「RX-8はとてもスキなクルマだったが、倍くらいの燃費で走ってくれて少し安っぽくなっても構わない」という人には最適な代替車種なのかもしれない。


ロドスタ(ND)
→MTの出来は最強。
そしてワンタッチでオープンにできるユーティリティも最高。

なぜS660ではなくロドスタがCOTYを取ったのか?

は今回S660を試乗してみて良く分かった。
現行のロドスタは良く出来過ぎていてつまらなく感じるほどに良いクルマ。
自分の操作の通りについてきてくれる応答性の良さが最高に気持ちいい。

ただ、車高だけはもう少し落としたい。
そうすると上記の利点は削られてしまうのだろうか?悩ましい。

ポツポツと新古車が出始めてきているので、それらを眺めるだけでも「現実的な夢」にワクワクしてしまうのですよ、ワタクシは。


コペン
→ある意味で正解なのかもしれない。コペンローブ。

どうしてもMTの左足だけが気になるが、加工してフットレストを取り付けるパーツが出現したことでその心配が完全に払拭された。

インパネはヒドイデザインだし、ドアミラーなんてドラえもんの手のようだし、タコメーターは端っこに追いやられているし、挙げればキリがない見た感じへの不満はあるが、

何の気兼ねもなく乗り込み、天気が良ければワンタッチで天井を開けてオープンに。
道の駅で買い物するときにはイタズラ防止のためワンタッチでクローズにして、
購入したお土産はトランクにしまえる。
ガソリンはもちろんレギュラーで、タイヤも他車流用で、ランニングコストも低コストにやってのける。

ただ、なんだろう、セレナが結局オープンにできない以外はそういった使い方になってしまっているので、なんかガチセカンドカーというコンセプトとは違うし、なんだか、少し、負けた気になる(笑)


S660
→緋色が今まで買ったことのない軽自動車、背中にエンジンがある、ターボ車、タルガトップ・・・と、初めての要素を詰め込みに詰め込んだクルマ。

外観・インパネはともにロドスタと同じか、S660のほうがむしろ好きかもしれないってくらいに良い。
試乗で感じたフィーリングの違和感は、買った後にサードパーティー製品で埋めていくことになると思う。

ガソリンはレギュラーだがタイヤはアドバンネオバで前輪と後輪が異径というこだわりっぷり。
もはや国産のロータスエリーゼなのである。

雨風が防げるバイク、というたとえを良く聞くが、

s660が乗り出し250万だったとすると、乗り出し250万でバイクを買ったら世界的にみてもトップレベルのバイクを選定することができる。
これってどうなのよ?





結局、セレナが使えなくなるその時までにセレナを代替するための貯蓄をしておけってだけなんかな・・・





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